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VIDES世界大会2022の概要

VIDES世界大会2022の概要

2022/07/13 | 事務局からのお知らせ

VIDES JAPANは、VIDES Internationalの世界大会に出席しています。世界大会は、前回が2016年になっており、今回コロナの影響で6年ぶりの開催となりました。(通常は4年おきとなります)

大会の概要
大きく分けると、3つの内容がありました。

①国際ボランティアについての講演(理論)
若者のためのシノドスと、2021年以降のSynod for Synodalityでの議題と心理学的な側面でのボランティアの教育的価値についての内容などが話されました。

②各国の活動内容の報告(実践)

ラテンアメリカ、アジア、アメリカ、ヨーロッパのそれぞれの実践内容の発表がありました。
上記の写真は、VIDES POlandの発表の様子です。
(日本も、国内、カンボジアに対する国外の活動について、そしてオンラインでの取り組みについて発表)

※日本のプレゼンテーションについては、以下からご覧ください。

③提案(今後の展望)

大きく分けて、3つの点がありました。

・世界大会でそれぞれの国の実践内容が分かることになるため、前もってオンラインPlatformなどでそれぞれの国の実践内容、今後の予定、抱えている課題を共有し、それを前もって見ることで、会った際の具体的発展につながる。

・VIDESの国際ネットワークを使って、よりクリエイティブな活動ができるようにする。異なる国がオンラインでの情報共有、活動報告などを通して、違いを「受け入れ」(reciprocity)、活動をしていく主人公(protagonist)になる。

・教会全体としては、シノドスで話し合われているSynodality(一致、協働)を促進するために、国際ボランティアとして関われる点を探していく。具体的にはSAD(distance support – 自分の国とは違う場所に行き、そこでの活動を通して自分の成長、現地の開発につなげる)を通して、VIDESが様々な国、社会課題に取り組み、発信する。

※他の国と比較することで見えたVIDES JAPANの特徴
日本の特徴としては、簡潔にまとめると、以下のような点があるように、相対的に感じました。

・他国が支援を国際NGOとして助成金、他団体などのファンドで活動をし、海外にボランティアを派遣、金銭的な支援をしている。一方で、日本は国内での活動によって得た資金で、国内での活動を中心としている。

・オンラインでの協働、他団体とのコラボレーションが多いのが日本の特徴になっている。

・今後、オンラインでの日本の活動のノウハウや、国内で集めた資金を国内で還元する方法などは、日本から他のVIDESに共有し、お互いに成長をしていける機会があると思う。

今後、ウェブサイトやソーシャルメディアを使用して、世界大会で得た新たな情報について、いくつかの記事を内容に合わせて投稿していきます!