2023/02/20 | VIDESの青年活動, VIDES

2月12日（日）VIDES YOUTH PORTA主催の上映会を行いました。
PORTAでは、コロナ禍で制限される今を学びの時ととらえ、月1のミーティング時に社会課題や自らの興味関心事を研究発表しています。そこで得た学びを内部だけにとどめるにはもったいない、との思いから、VIDESメンバーや関係者のみなさまにご参加いただける上映会を開催しております。

3年目の今年のテーマは、回勅「ラウダート・シ‐ともに暮らす家を大切に‐」。
PORTAメンバーから簡単にラウダート・シの概要を解説した後、教皇フランシスコのドキュメンタリー映画“The Letter”を鑑賞し、持続可能な社会のつくり方を考えました。

オンラインの強みを生かし、静岡や大阪、大分などの遠方からもご参加いただきました。
日ごろから環境問題に関心がある方にとっても、大雨で屋根のない学校の地面が水浸しになっているシーン、やけどを負ったコアラが燃え盛る森の中を必死に逃げているシーンはきっと衝撃的だったのではないでしょうか。
参加者からの感想の一部をご紹介します。

・このような場がなければ　この映像も知らずに過ごしていたのかもしれません。改めて環境問題がわたしたち個人にかかっている事、同時に地域や国にかかっていることに気づかされ、責任をもって生活することの重みを感じさせられました。

・けっして利己主義ではなく世界のことを考え、未来にこの美しい地球を残していくことが重要であるということ、アマゾンの森林などの伐採については憤りを感じました。いろいろな問題提起をしてくださったことを感謝しています。

また、メッセージを受け取った私たちが、真実を伝えていくことに意味があるのではないか、といった感想をいただきました。自分たちが学んだことをみなさまに伝えていく、という上映会の目的が達成され、大変嬉しく思います。
ドキュメンタリー映画“The Letter”はYoutubeで視聴できます。ぜひご覧いただき、思ったこと・考えたことなどをご共有ください。

※外部サイトに接続します。
現時点では、日本語字幕は自動翻訳のみ利用可能です。歯車のマークから字幕⇒自動翻訳⇒日本語の順に選択して設定してください。「自動翻訳」が出てこない場合は、一度英語字幕を選択してから、再度お試しください。

「一度知ったら目をそらすことはできない。」映画の後半、参加者たちが考えを共有している最中でのある参加者のセリフです。世界で何が起こっているか知った今、自分にできることを考え、一緒に行動に移してみませんか。

PORTAでは今後も積極的に自分たちにできる活動を考え、行動していきます。
引き続き、みなさまのご協力・ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。