オンライン上映会:”The Price of Free”(児童労働を自分ゴトに)
2022/01/23 | VIDES JAPANの活動, VIDESの青年活動
VIDES Portaは、児童労働について、「他人事ではなく、自分ごと」にしていくために、オンライン上映会を実施します。
【児童労働についての情報】
児童労働の問題は、1999 年に「最悪の形態の児童労働に関する条約」が制定された時期に、国際的な課題となり、注目を浴びるようになりました。
※ILO (国際労働機関) : 最悪の形態の児童労働条約
【VIDESと児童労働の課題】
VIDES Internationalが、ILOにオブザーバーとして、2012年以降に入ることになり、UN Womanなどにも加盟しました。
これらのグローバルな動きの中で、2009年に人権理事会も国連では設置され、VIDESの関わる人権問題とも繋がるものとなっています。
VIDESと国際連合機関との関連については、こちらもご覧ください。
※人権ライブラリー:
https://www.jinken-library.jp/database/view.php?p=law&c=human-treaty&id=11971
日本でも、2015年以降のSDGsを始め、国内での児童労働に対して意識を持つことを、求められています。
NPO法人ACEによれば、日本では、学校へ通いながら仕事をしている子どもを含め高校就学年齢の子ども約23 万人が働いているとのことです。
http://acejapan.org/wp/wp-content/uploads/2020/04/ACE_Report_Child_Labour_in_Japan(J).pdf
日本には、具体的なデータがないこと自体が問題になっています。
こうした状態を打破していくためには、具体的な活動を通して当事者のことを知り、主要機関からのデータに頼ることなく、支援が必要な人々にアプローチをすることが必要かもしれません。