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“VIDES MINE” in Italia

“VIDES MINE” in Italia

2020/06/21 | 事務局からのお知らせ

 

“Corriere della Sera”(コリエーレ・デッラ・セッラ)は、 1876年から続く、ナポリ発でイタリアで最も歴史が長い新聞です。 バチカンニュースでは、教皇フランシスコが、 コロナウイルス期間で活躍している医療従事者たちに向けて、 感謝のメッセージを送りましたが、 一方で、“Corriere della Sera”でも、 ウイルスが猛威を振る中での人々の活躍を取り上げています。 その中で、サレジアンシスターズの活躍の姿が、 今回取り上げられました。

そこで紹介された活動は、VIDED MINEです。以下の画像にある記事によれば、 VIDES MINEは、1990年代に正式に認可されたサレジアンシスターズと、 信徒たちによる活動ですが、1980年代から、 道端にいる若者たちに対して働きかけ、活動をしてきたとのことです。

VIDES Mineがトリノで配分した食事など。(写真 : Corriere Della Sera. 2020年6月16日より)

2020年3月から約3か月の間には、約400人(オンラインでは350人と発表)の人々を助け、適切な衛生環境の提供などを実施しました。ボランティアの一人であるSr. Monica Schiraldiによれば、VIDES Mineが中心的に活動する、トリノ北部郊外のValletteでは、イタリアの中では、中心部から離れ、奥まった場所となっているとのことです。そこには、家族の問題を抱えた多くの子供たちがいるそうです。移民も多く住んでいますが、貧困層の3分の1がイタリア人となっており、潜在的に貧困層が多く、オンライン環境がない関係で教育が受けられず、さらに大人もロックダウンの中で、孤独に過ごすことが多いのが現状です。イタリア語のみとなりますが、詳しくはこちらもご覧ください。

しかし、VIDES Mineは、ロックダウン中、現地のSave The Childrenなどの協力のもと、多くの子供たちに対して、手を差し伸べることができました。

私たちも日本において、VIDES Mineの活動として、Happy Houseを実施しています。ここでは、約4組の子供たち、お母さんに対して、食事、心温まる環境を届けることを目的に活動をしています。コロナウイルス期間は、家族に対して、食事の配達も実施しました。

私たちも世界中で人々を少しでも助けようとしている活動に感化され、私たちのできることを探し、実践できればと思います。

Corriere Della Seraの記事 : 2020年6月16日

 

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